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Go to Englishで学ぶ日常英会話 和製英語編4

執筆者の写真: Go to EnglishGo to English

更新日:2021年7月22日

こんにちは、Go to EnglishのAyaです。

以前、和製英語編3で「隠れ和製英語」をご紹介いたしましたが、今回はその続きになります。

英語だと疑わず使っていたこれらの言葉はなんと日本語です。

さてどんなものがあるでしょうか?

みてみましょう!


1.ジンクス


日本で使うジンクスとは、縁起の良い、または悪い言い伝えを表す言葉ですよね。

「茶柱が立ったり、四つ葉のクローバーを見たりしたら幸運が訪れるというジンクスがある。」

「この観覧車にのったカップルは一週間以内に別れるというジンクスがある。」

などが日本語のジンクスの使い方です。


でも英語の "Jinx"は「縁起の悪いもの、不吉、不運、呪い」という意味で、つまり悪い意味でしか使いません

よく聞く使い方としては、jinxを動詞として使う “Don't jinx it!”があります。

誰かが未来のことについて楽観的な予想をしたときや、悪い予想をしたとき、「そんなこと言うたら叶わんくなるやん」とか「縁起でもない!」とかそういう意味でよく使います。

A"I feel like I will win the lottery this year."

B "Hey, don't jinx it!"

A「今年は宝くじで当たる気がするねんなぁ。」 B「ちょっと、そんなこと言うたら当たるもんも当たらんくなるで。」

A "The air conditioner doesn't sound right. I hope it doesn't break in the middle of the summer." B "Come on, don't jinx it!"

A 「このエアコン変な音するなぁ。真夏に壊れんかったらええけど。」

B「やめてよ、縁起でもない。」


日本語でいう「験(げん)を担ぐ」タイプの人がよく使うフレーズです。


2.クレーム


日本語のクレームは「苦情」あるいは「不平」「改善の要求」といった意味で用いられますが、英語の claim は「強く主張する」という意味です。

英語圏の人が使う "claim"は主張であって、苦情ではないので「ドキっ」としなくて大丈夫です。

では、英語では苦情や不平をなんと表現するでしょうか。

クレームはcomplaint になります。

"make a complaint" や “complain”で「クレームを出す」「苦情を言う」になります。

同じく「クレーマー」も外国人には通じません。英語では complainに “er”を付け complainerになります。

さてどのように使われるのか例文をみてみましょう。

A "I will call the supermarket to make a complaint."

B "Why?"

A "Because they didn't have my favorite yogurt for a week."

B "Don't complain so much. I can find your yogurt at another supermarket!"


A「スーパーにクレームの電話するわ。」

B「なんで?」

A「だって一週間も私のお気に入りのヨーグルトおいてなかってんもん。」

B「そんなクレーマーにならんといてよ。僕が他のスーパーで探してくるやんか。」



"Don't complain so much. "を "Don't be such a complainer."としたいところですが、complainerは大人同士の会話の中ではあまり使いません。

機嫌の悪い子供に対して親が "Don't be such a complainer."(グダグダ言わないの。)と使うことはよくあります。


さていかがでしたでしょうか。

「これもしかして和製英語かな?」と思ったら、ぜひ辞書で本来の英語を調べてみてくださいね!




箕面 | 英会話

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