こんにちは。Go to EnglishのAyaです。
梅の花が咲きほころび、春の訪れを感じる今日この頃です。
いつもブログを読んでいただきありがとうございます。
昨日の関西弁編35に出てきた「やらしい」は非常に英語に訳しにくい形容詞です。
今回は「いやらしい」というもともとの言葉から「い」がとれてできたと思われる関西弁の「やらしい」にフォーカスしてみました。
関西人が親しい人との会話に使用する「やらしい」はツッコミで使われることも多々あります。
「なんぼ稼いでるのなんて、やらしいこと聞かんといてよ!」
「あ、やらし!今私のクッキーこっそり食べた!」
てな感じで。
このように、もともと「不愉快・嫌味・いとわしい」というような負の意味を持つ形容詞に独特の親しみを持たせるところがなんとも難しく。。。
相談を持ち掛けたCraigとしばらく宙を見つめ考えあぐねること数分。ありました!
"You are horrible."
horrileを辞書で調べてみると「恐ろしい・実にひどい・残酷な・ぞっとするほど嫌な」と「やらしい」を上回るネガティブな和訳がずらり。
「親しい間柄においてのみ関西風に"あんた、やらしいなぁ"と同様に使える。初対面や目上の方に使うと敬遠されるため要注意。」とは出てきません。
そう、これこそ英和辞典では知りえない使い方なのです。
英語にない日本語を英訳するとなると、「あえて英語で表現するなら」という「意訳」になります。
このブログはすべて「関西弁の会話を英語に訳しました」ではなく「関西弁の会話をあえて英語で表現してみました」なんです。
日本語にあるすべての言葉に、対になる英単語が存在するわけではありません。ましてや使用にテクニックを要する大阪弁の対になる英単語を辞書で探していたら、日が暮れてしまいます。
さらに、ユーモアのセンスは国により異なるため、冗談を直訳してしまうとたいがい笑いは生まれず、気遣いある愛想笑いを頂戴するか、"What do you mean?"(どういう意味ですか?)と真面目な顔で質問をいただくことになります。
大阪弁の情深さ、茶目っ気をなんとか英語で表現できるようこれからも精進してまいります。
Comments